どうも、ねじまきです。
みんなで一カ月かけて同じ本を読む読書会「ブックスタック」。
少し配信が遅れましたが、
2024年9月は『密やかな結晶 / 小川洋子』を読んでいきます。
あらすじ
その島では多くのものが徐々に消滅していき、一緒に人々の心も衰弱していった。鳥、香水、ラムネ、左足。記憶狩りによって、静かに消滅が進んでいく島で、わたしは小説家として言葉を紡いでいた。少しずつ空洞が増え、心が薄くなっていくことを意識しながらも、消滅を阻止する方法もなく、新しい日常に慣れていく日々。しかしある日、「小説」までもが消滅してしまった。有機物であることの人間の哀しみを澄んだまなざしで見つめ、空無への願望を、美しく危険な情況の中で描く傑作長編。(Amazonより)
約188ページの短めな物語なので、GWにもどうぞ。
Q&A
僕から読者のみなさんに3つの質問を。
掲示板やこのメールにコメントいただければ幸いです!
Q1. 小川洋子さんの小説、他に何か読んだことはありますか?
もし読んだことがあるならどの作品を?
Q2. 小川洋子さんの小説の魅力は?
Q3. “記憶”に関するおすすめの小説はありますか?
僕自身、小川洋子さんの本は有名な『博士の愛した数式』『猫を抱いて象と泳ぐ』『物語の役割』辺りと、エッセイいくつかを読んだかな、
・・・とかあくまでそんな感じ。
なのでこの代表作的な『密やかな結晶』をようやく読めるのはすごく楽しみ。
ちなみにこの作品、映画化されるという噂もあったり。
『百年の孤独』や『ペドロ・パラモ』も映像化される予定だったり、
小説の映像化はなんか世界的なブームなんですかね?
(まあ今に始まったことじゃないですが)
15日・30日と半分ずつぐらいの分量で読み進めながら、
感想をシェアしていこうと思います。
下記が読書会ニュースレターの配信スケジュールです。
15日配信: 文庫本のP166ページまで(15章終わり)
30日配信:最後まで (P343ページ)
※掲示板で、みんなで進捗を共有しながら読んでいければと。
僕もちょこちょこ思ったこと書いていく予定です。
→ねじまきBBSに入室する
あと、前回アンケートを取った11月に読みたい本については
『蠅の王 / ウィリアム・ゴールディング』
が圧倒的に票を得ていたので、11月はほぼこれに確定かなと。
ちなみに来月10月の読書会は、
文庫本が発売される『灯台へ / ヴァージニア・ウルフ』をみんなで読む予定です。
海外ニュースや本、映画、音楽について振り返るニュースレターもやってます。
今夜に読者限定の「すぐ消えるレター」を配信予定なので、
今のうちによければ登録してみてください。